スカラ座の「リゴレット」
2013年 10月 29日
今朝は、家人が早くにイスラエルに旅立つのを送って早起きしたので、
午前中、録画しておいたスカラ座の「リゴレット」を観ました。
71歳にして600回以上のリゴレットを演じているレオ・ヌッチの円熟した
歌と演技(何歳まで頑張られるのでしょうね)に加えてソプラノ(ジルダ役)
のモシュク、私は初めて聞きましたが、とても安定した透き通ったきれいな声
で熱唱でした。
マントヴァ公爵をやったテノールのデムーロは、突然キャンセルのあった
ジョセフ・カレヤの代打、ベローナで出演後、すぐ駆けつけたとかで、少し
お疲れだったようで、最初は調子が出なかったけれど、3幕のお馴染み
「女心の歌」を歌う頃にはすっかり調子を戻してなかなか素敵なテノール
でした。こちらも初めて聴く人だったけれど良かったです。
そして指揮者のドゥダメル、先日のアイーダの時はとても良かったのですが
まだまだ若くてオペラに対しては経験が足りないのかな。残念ながら合唱や
重唱の部分をうまくさばききれなかったようです。少しずれたりして
3幕の有名な4重唱も今一でした。(特に初日の録画だったから、よけい
そうだったのかもしれません)
しかし最近では、最後の場面の舟を車に変えたり、現代版のリゴレットを見る
ことが多かったので、最初から16世紀の北イタリア、マントヴァ公国を舞台
にした格調高い豪華絢爛な衣装や舞台装置で、視的にも十分楽しめました。
Vn奏者の君は、最初の場面のマントヴァ公爵のサロンで、衣装を着て
舞台上での弦楽合奏参加でした。
これで今回来日の一連のスカラ座公演の放送は、全部終わりです。もう一つの
スカラ座のオペラ「ファルスタッフ」は東京文化会館での公演だったので、
放送はないようです。
午前中、録画しておいたスカラ座の「リゴレット」を観ました。
71歳にして600回以上のリゴレットを演じているレオ・ヌッチの円熟した
歌と演技(何歳まで頑張られるのでしょうね)に加えてソプラノ(ジルダ役)
のモシュク、私は初めて聞きましたが、とても安定した透き通ったきれいな声
で熱唱でした。
マントヴァ公爵をやったテノールのデムーロは、突然キャンセルのあった
ジョセフ・カレヤの代打、ベローナで出演後、すぐ駆けつけたとかで、少し
お疲れだったようで、最初は調子が出なかったけれど、3幕のお馴染み
「女心の歌」を歌う頃にはすっかり調子を戻してなかなか素敵なテノール
でした。こちらも初めて聴く人だったけれど良かったです。
そして指揮者のドゥダメル、先日のアイーダの時はとても良かったのですが
まだまだ若くてオペラに対しては経験が足りないのかな。残念ながら合唱や
重唱の部分をうまくさばききれなかったようです。少しずれたりして
3幕の有名な4重唱も今一でした。(特に初日の録画だったから、よけい
そうだったのかもしれません)
しかし最近では、最後の場面の舟を車に変えたり、現代版のリゴレットを見る
ことが多かったので、最初から16世紀の北イタリア、マントヴァ公国を舞台
にした格調高い豪華絢爛な衣装や舞台装置で、視的にも十分楽しめました。
Vn奏者の君は、最初の場面のマントヴァ公爵のサロンで、衣装を着て
舞台上での弦楽合奏参加でした。
これで今回来日の一連のスカラ座公演の放送は、全部終わりです。もう一つの
スカラ座のオペラ「ファルスタッフ」は東京文化会館での公演だったので、
放送はないようです。
by hygge-bo | 2013-10-29 12:09 | 音楽 | Comments(0)